○ わの舞とは
令和3年3月3日更新
人を輝かせる学びの場
わの舞は、一般的な舞踊団体とは異なります。
踊りそのものの上達を目的としているわけではなく、人間そのものを大切にする舞踊世界です。
わの舞は、統一空間という概念を基にしています。
宇宙万物を成立させる力を人間も本来的に持っているという考え方です。
わの舞の踊りは、すべてそれを成立させるためのもので、すべての動きがいずれかのエネルギーポイントに結びついています。
人間自体を輝かせるためのメソッドと言ってもいいかもしれません。(下のmafuさんの文章をお読みいただくと実感として伝わってくると思います)
上級クラスに至るほど、深遠な学びの場となります。
わの舞講習会
わの舞講習会は、初心者クラスでは、踊りらしい踊りはあまり行われません。わの舞は、一般の方々が理解するような踊りではないからです。
大地につながる立ち方、歩き方、自然体の作り方、中心軸の作り方、呼吸法、気の交流訓練などの、統一体形成の基礎訓練を繰り返し行っています。
ですので、初めて参加する方は、初心者クラスから始める必要はありません。一般クラスからでもまったく大丈夫です。踊ることに何らかの抵抗感をお持ちの方のみ初心者クラスから入るといいです。
わの舞の『わ』とは、輪のことですが、日本の国も、その昔『わ』の国と言われていました。
円である輪と、日本の心を大切にすることを含めた命名です。
縄文の集落は、基本的に輪の形で形成されていました。
世界で最も古い円形集落跡は、日本列島からみつかります。
3万5千年も前から、日本人の祖先は、輪になって生活していました。
輪になって生活していると心が通じやすくなるものです。
日本列島の円形集落跡からは、殺された人骨が発見されません。
世界的に見ても、円形舞踊が文化として生きている地域は争いが少ないものです。
わの舞は、日本人が最も古くから大切にしたこの円というものを、深く考察した舞踊です。
円を描くには中心点が必要です。
宇宙にも、太陽系の太陽や、原子の原子核のように、中心があります。
人間の体にも心にも、同じこの基本原理が内在します。
わの舞のメソッドは、その把握を基本としています。
○わの舞の雰囲気は? (R)
わの舞の雰囲気は、たとえて言えば部活に似ています。
崇高な雰囲気の部活といった感じです。
一生続けられる、とても理想的な部活のように感じられます。
学校の部活は心が一つに結ばれるとは限りませんが、わの舞は、本当に心が一つに結ばれる 世界であることが、先輩たちを見ると実感いただけます。
下の写真は、複数講師による講習会で講師の方々が打ち合わせをしている光景です。
真剣さが伝わってきます。
私は、この世を去るときに絶対に後悔だけはしたくないなと思っていて、後悔しない生き方をずっと探していました。
少しは人々のお役に立てたのか…
地球に貢献できたのか…
この肉体をもってもっと人のために、地球のために出来ることがあったのではないか…
と、きっとそう思うであろうと…
地球のために自分に出来ることは何なのか…
ずっとそう考えていました。
でもそう思っても、自分は無力で何にもできない想いでいっぱいになって、
情けなくて…情けなくて…
なんて自分は無力なのか…
何をしたら良いのかさえも分からない…
人のためになる仕事をしても、なぜか心は埋まらない。もっとすべき事があるのか、何が足りないのか…
天に申し訳ない気持ちでいっぱいになって…
でも、わの舞に出会って、
そんな日々から、生まれ変わりました。
わの舞に出会い、
人間の崇高さを知ったのです。
わの舞の先輩方が、姿で教えて下さいました。
人間に生まれてきたことがとても誇りになり、
なんて素晴らしい人間を天は創って下さったのか…と
~
今はその恩返しができる喜びの日々です。…
(mahuさんのブログより抜粋)
https://note.com/mahukokoro1110/n/nc91cfeffdb4a
続けることが大切
わの舞講習会に参加して最初から感動される方もいますが、わの舞自体は、即効で何かを変化させるためのメソッドではありません。
即効で変化したものは、すぐに元に戻ったり、反動が生じたりするものです。
様々な能力の開花を経験することはありますが、長く続けて、ふり返れば自身の深い世界が培われていた、そんな変化が主体です。
長く続けている方の中には、過去の友人と出会ったら同じ人物であることを相手が見抜けなかったというような体験をしている方が多くいます。
ですので、一回の参加で自身の変化を期待なさらないようにしてください。
続けてこそ、はじめてわかる世界です。
白紙の心で入門いただけたらと思います。
その他
わの舞は、別人のように輝いていく熱心な先輩の姿から、その意義は実感いただけると思いますが、様々な感想をいただいていますので、『わの舞を体験して』をご覧いただけたらと思います。
人間は、宇宙の一部としての実在であることはまぎれもない事実です。
わの舞は、この事実に出会うための行法、自身という小宇宙に出会い、それを把握する行法哲学と言ってもいいかもしれません。
小宇宙存在としての完成に向けて
原子や太陽系のように、宇宙の基本存在には中心性によってすべてが統一される基本性質があります。わの舞の基本は、人体に働くこの同じ性質の把握にあります。
舞うの古語は、ま(空間)ふ(触る)、すなわち、空間と触れ合い、一つになることを意味します。
この意味通り、小宇宙としての自身を空間レベルから完成させてゆきます。
主な著作に『和の心』『ガイアの法則』などがある。
教育、建築、歴史、舞踊など、多様な分野で既存の枠組みをこえた活動を展開している。
https://chigakazuki.jimdofree.com/
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